日本漢方を堕落させた吉益東洞
漢方と漢方薬の実体 | 日本漢方の将来 | 「弁証論治」「方証相対」雑感 | 漢方薬使用上の注意 | サイトマップ
漢方薬局日録主要目次 | 漢方薬方剤運用のコツ | 漢方と漢方薬のヒゲ薬剤師 | 相互リンク集(総合)
平成16年12月〜平成17年3月 平成17年4月〜5月 6月〜7月11日 7月12日〜8月10日 8月12日〜9月15日 9月16日〜10月22日 10月23日〜12月27日 平成18年1月1日〜3月31日 4月6日〜9月24日 10月10日〜平成19年2月13日
性別: 女性
年齢 :10歳〜19歳
ご職業 : 学生
お問い合わせ内容 : 初めまして、こんにちは。
私は??歳の女子高生です。 私は赤ちゃんのころにあったアトピーが15歳のころに再発しました。
それからずっと病院に行って、ステロイドを塗り続けているのですが、一向に改善されていません。
先日、インターネットで「紫イペ」がアトピーに良いというのを見ました。 それは本当なのでしょうか?
また、「高麗人参」にはそのような作用はないのでしょうか?
ヒゲ薬剤師のお返事メール
拝復
アトピー性皮膚炎は、「紫イペ」や「高麗人参」で単純に治るほどやさしい病気ではありません。
たとえば「高麗人参」などは、体質によってはアトピー性皮膚炎を却って悪化させることも多いので、素人療法は絶対に禁物です。
以上、簡単ながらお返事まで。
●漢方と漢方薬の虚実 (ネット界の勘違いについて)
<厚生労働省発表前に、この日録でつかんでいた「天天素」被害の可能性! これこそ「漢方」と称されてネットで盛んに売られていた!そのことがきっかけで本サイトが誕生したのだった!!!> [重要参考文献:厚生労働省医薬食品局:2005/05/27]
真の漢方薬は中国伝統医学に基づく医薬であるということ。漢方とは中国から伝来した医術であり、漢方薬は漢方で用いる草根木皮や動物類を原料とした医薬である。「医薬」、つまり病気を治す薬、すなわち「治療薬」ということ。漢方と漢方薬を辞典類で調べる
それゆえ、中国から輸入したものなら、何でも「漢方」あるいは「漢方薬」と表現するのは牽強付会(けんきょうふかい)ではないでしょうか。ましてや、漢方とは無縁の健康食品まで、漢方あるいは漢方薬と表現するにいたっては・・・!?絶句するのみ。
(実はこれ漢方と偽ってネット販売されていた[天天素]などのこと)
●必ず専門医に診ていただきましょう!
患者の訴えにもかかわらずレジオネラによる肺炎を見逃しかけた例ばかりではありません。あらゆる疾患は、必ずその疾患の専門医に診ていただかなければ、とんでもないことになることがあります。
これら、東洋医学の名医64人の時代では、記事中で紹介され、103人と134人ではいずれも、ヒゲ薬剤師専用の2ページ分で紹介されている
生粋の長州人・山口を越えて下関、漢方界の頑固ジジイ、ヒゲ薬剤師が管理する
漢方薬なら村田漢方堂薬局(山口県下関市)サイトにおける「漢方専門薬局の日録」の続編です。
平成17年4月分からを移転するのと同時に、URLの異なった専用サイトで、積極的に「漢方薬局薬剤師日録」として、漢方と漢方薬の真実をお伝えするために、拡大して続けます。
あえて、別サイトに移してでも、日録を続けたくなった大きな、きっかけがあります。
それは、村田漢方堂薬局サイトに設置された【漢方と漢方薬の御質問】フォームに舞い込んできた一つの質問がきっかけです。
このことによって、ネット社会における「漢方」と「漢方薬」に対する驚くべき解釈を知ったのがきっかけでした。
このままでネット社会はよいのだろうか?
55歳になる老人こそが、漢方と漢方薬の真実を伝えなければと、強い使命感に燃えて立ち上がりました!
アリガタメイワクとは言わせませんよ。
【漢方】とは、中国伝来の医術のことなのですよ。「日本の伝統医学」という言い方をする先生方もおられますがね、正しくないと思いますよ。
やっぱし、漢方は中国伝来の医術や薬術なのです。
そしてね、【漢方薬】は「医薬」なのですよ。つまり、病気を治す薬、すなわち「治療薬」ということ。
もちろん予防薬、体質改善薬ともなります。
東洋医学における疾病観は、五臓間における気・血・津液の生化と輸泄(生成・輸布・排泄)の連係に異常が発生し、これらの基礎物質の生化と輸泄に過不足が生じたときが病態とされる。
この理由から、五臓それぞれの生理機能の特性と五臓六腑に共通する「通」という性質にもとづき、病機(病理機序)と治法を分析する。
つまり、
@病因・病位・病性の三者を総合的に解明し、
A気・血・津液の昇降出入と盈虚通滞の状況を捉え、定位・定性・定量の三方面における病変の本質を把握する。
これらの分析結果に基づき、
病性の寒熱に対応した薬物を考慮しつつ、@発病原因を除去し、A臓腑の機能を調整し、B気血津精の疏通や補充を行う。
以上が真の漢方と漢方薬の姿です。 (村田漢方堂薬局の漢方薬(医薬品)のトップページより引用!)
サイトマップ:漢方薬・漢方専門薬局薬剤師の憂鬱
(お詫びとご注意:インターネットエクスプローラでは正常にページが表示されますが,FireFoxやOperaでは正常に表示されません。また,インターネットエクスプローラでもJavaScriptを無効にしていると,やはり表示が崩れてしまいますので、あしからずご了承下さいませ)
平成17年5月24日(火曜日)公開。 同月25日Google登録完了。
管理運営責任者: 薬剤師 村田恭介 〒750-0078 山口県下関市彦島杉田町 1-10-10
本サイト内の論説や情報は、純粋に学問的あるいは社会的に真実貢献する為のものである限りは、ご自由に引用されて構いませんが、必ず出典が「漢方と漢方薬の真実」サイトであること等を明記して下さい。同時にご一報下されば嬉しいです。学術的な論説は考察と引用が基本です。ただし、医薬品である漢方薬のネット上での販売目的の引用に関しましては、かたくお断りします。 このページの先頭へ▲
Copyright© 2005-2010 漢方と漢方薬の真実 All Rights Reserved.